ABOUT
MIRAINOとは
MIRAINOの特徴
優れた対候性と長期防汚性
促進耐候試験において20年以上の耐候性を誇ります。 メタルウェザー試験では1,000時間の曝露を経ても、その性能は低下しません。さらに、赤道直下での水平曝露試験でも、外的要因による劣化が実証されておらず、極限環境下でもその効果が持続することが確認されています。
防カビと抗菌・抗ウイルス
光触媒従来の技術では実現できなかった防カビ機能を持ち、カビの発生を抑制します。従来の酸化チタン型触媒のおよそ10倍の効果のある酸化タングステン型触媒と、NASA開発の優れたフッ素樹脂Nafion®を採用。 防汚・防 臭: 汚れや臭いを防ぎ、清潔な環境を保ちます。
遮熱塗装を強化継続
業界トップレベルの近⾚外線波⻑の反射率で、遮熱塗装による省エネを実現。室外機周辺への遮熱断熱コートを施工することで、15%以上 の省エネを実現することもできます。(節電率は環境により変動するため効果を約束できるものではありません)
優れた耐久性
長期間にわたって耐候性を維持し、メンテナンスコストを軽減。外壁だけでなく内装・屋根・床などあらゆる場面に対応します。 耐熱性に至っては−40℃から150℃まで耐える強固な樹脂膜を使用し、光の有無に拘らず良好な親水性が維持できます。
MIRAINOは、内装、外装、屋根など、あらゆる分野に適応する対候性と長期防汚性に優れたコート剤です。カビや藻を防御し、nafionフッ素技術 と光触媒で基材の寿命を延ばします。
施工事例と効果
MIRAINOの前進技術は2015年から施工を始め、ホテル・工場・ショッピングモール・病院・研究センターなど公共施設を含む、様々な実績を積み重ねています。
MIRAINO
目で確認できる世界唯一の
光触媒コーティング
従来のコーティング剤は一般に超薄膜のため、性能や膜の存在を確認できず、信頼性に欠けておりました。
MIRAINOコートでは、スマートフォンの電子顕微鏡を使ってコーティングの性能や銅粒子の存在を目視で確認することができます。
NASA開発のフッ素樹脂
Nafion®を採用
MIRAINOの基本成分
- ナフィオン(高分子イオン交換膜)
- 酸化タングステン
- 銅粒子
MIRAINOコートでは、従来の酸化チタン型触媒の約10倍の効果を持つ酸化タングステン型触媒と、NASAが開発したフッ素樹脂Nafion®を使用しています。高性能酸化タングステンと特殊な金属銅粒子を組み合わせた独創的な技術によるコート剤です。
MIRAINOコートの基本技術(製造番号NFE2)はデュポン社が開発がしたフッ素樹脂Nafion®をバインダーとして採用しており、耐薬品性能、耐久性能、静電気防止性能の他、耐熱性に至っては−40℃から150℃まで耐える強固な樹脂膜としても優れています。
酸化タングステンとNafionを
組み合わせることで現れる特徴
塗って乾かすだけで膜になるので施工が簡単
紫外線や降雨に強靭な厚膜の層を形成、耐久性と耐候性が良好。卓越したセルフクリーニング力
親水性があるため、光の有無に拘らず良好な親水性が維持可能
優れたフッ素樹脂Nafion®を採用
抗菌・防汚における
メカニズム
野外の抗菌・防汚に於ける
MIRAINOのメカニズム
銀イオンが発生し、ウィルスや菌は不活化。雨や水の作用で埃や汚れが洗い落とされる「セルフクリーニング効果」
屋内の抗菌・防汚に於ける
MIRAINOのメカニズム
銀イオンが発生し、ウィルスや菌は不活化。配合成分のNafion®が保有する水分と帯電防止性能で表面に汚れが付きにくく、またついても簡単に取り除けます。
屋外汚れのイメージ
MIRAINOの性能と従来のコーティングの比較
衛生と感染症対策
における比較
殺菌力 | 消臭力 | 耐水性 | 抗ウイルス | 耐久性 | |
---|---|---|---|---|---|
アルコール消毒 | △ | × | × 揮発性あり | △ 聞かない場合がある | × 揮発性あり |
次亜塩素酸系消毒 | ◎ | ◎ | △ | ◎ | △ |
一般的な光触媒 | ×-△ 光触媒単体では 効果が低い | ◎ | △ 開示なし | △ 光触媒単体では 効果が低い | ? 開示なし |
MIRAINOコート | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
黒カビ菌の培養実験
A[無処理]/B[市販防カビ材]/MIRAINO
3つの各シャーレに黒カビ菌(くら度スポリウム混合菌)を同じ条件下(恒温器で28度、72時間)で放置した結果。
外装塗装剤との比較表
標準仕様書・性能試験成績表
仕様書と成績表
標準施工仕様書
工程/使用方法
下地調整
外壁材
水などで表面をきれいにする
下地調整
ファブリック類
(カーペットやカーテンなど)
エアブローなどで表面を綺麗にする
使用方法
短毛4mmローラーで均一に塗布
(HVLP)スプレーガンで極力均一に塗布
材料
30~50g/㎡
調合
(重量比)
既調合
塗回数
1回塗りが基本
乾燥時間
触手乾燥
- 養生は手で触って乾燥を確認後、撤去してください。
- 施工後30分は触れないでください。
適応下地
内外装に一般的に適応できます。
注)家具及びゴム系素材についてはご相談ください。
※上記の数値、塗り回数は施工方法、条件により多少変化する場合があります。
※上記の数値、塗り回数は施工方法、条件により多少変化する場合があります。
性能試験成績表
機能 | 業界基準 | MIRAINOコートの性能 |
---|---|---|
セルフクリーニング性能 | 分解活性指数5nmol< | 分解活性指数R=7.2μmol |
屋外曝露試験 | 基準なし | 赤道直下のブルネイで 水平曝露7年以上なし |
空気浄化 (アセトアルデヒド) | アセトアルデヒド除去量 QA=0.17μmol< | アセトアルデヒド除去量 QA=9.21μmol |
空気浄化(NOx) | 窒素酸化物除去量 QNOx=0.50μmol< | 窒素酸化物除去量 QNOx=1.84μmol |
防かび性能 | 基準なし | アスペルギルスニガー(黒かび) →抗かび活性値3.2 ペニシリウムピノヒルム(青かび) →抗かび活性値2.8 |
抗菌性能 | 抗菌活性値2.0< | 白癬菌(水虫菌)RF-1=4.0 |
抗ウィルス性能 (インフルエンザ) | 抗ウィルス活性値2.0< | インフルエンザウィスルでの 抗ウィルス活性値5.2 |
抗ウィルス性能 (新型コロナウィルス) | 基準なし | 新型コロナウィスルでの 抗ウィルス活性値3.0< |
使用上の注意
- 銅粉が底に沈む傾向がありますので、施工中は絶えずボトルを振って再資拌してください。
- 再攪拌がしやすいようガラスビーズ入りの容器もございますが、ビーズは成分ではありません。
- 厚塗りしすぎると銅粉の褐色が目立ちます。とくに白色に近い下地には試験施工をしてください。
- 施工乾燥後にすぐに親水性は確認できますが、付着力の向上までには数日要します。
国内外での高い評価と信頼のエビデンス
海外の学術誌に掲載
2022年に公衆衛生分野で学術的に評価の高いPathogens誌(スイス、バーゼル)にオミクロン変異株への高い抑制効果が確認できたという内容の 論文が掲載されました。東京大学感染症化学制御チームとの共同研究です。
確かな効果を実証するエビデンス
実施試験一覧
光触媒の窒素酸化物除去性能試験 | KISTEC 神奈川県立産業技術総合研究所 |
光触媒のアセトアルデヒド除去性能試験 | KISTEC 神奈川県立産業技術総合研究所 |
光触媒のセルフクリーニング性能試験 | KISTEC 神奈川県立産業技術総合研究所 |
食品安全性 | 高分子試験評価センター |
耐摩擦摩耗試験 | 石川県工業試験場 |
新型コロナウイルス(SARS-Cov-2)不活性化試験 | 奈良県立医科大学 |
インフルエンザウイルス不活性化試験 | JFRL 日本食品分析センター |
抗かび性試験 | JFRL 日本食品分析センター |
人体無害認定証明 | ブルネイ政府保健省 |
レジオネラ菌抗菌試験 | 衛生微生物研究センター |
MIRAINOの性能と従来のコーティングの比較
開発来歴
MIRAINOのベースコーティング剤「NF2」
MIRAINOは、先進的なコーティング技術を駆使して開発された製品で、その基盤となるのは、北村透教授が開発した特許技術「NFE2」です。北村 博士は1980年代初期から光触媒の研究を続け、ブルネイ大学との共同研究でこの革新的な技術を生み出しました。
NF2技術について
NFE2技術は、2018年にアメリカで国際特許を取得しており、光触媒の新たな可能性を切り開きました。この技術の特徴は、従来の光触媒では実現 不可能だった防カビ性能を持ち、さらに抗菌・抗ウイルス、防汚、防臭などの機能を薬品に頼ることなく提供する点です。優れた耐久性と耐候性 を兼ね備え、長期的に効果を持続することが可能です。
これからのMIRAINO
MIRAINOは、NFE2技術を基に、さまざまな悪条件下でも最大限の効果を発揮するように設計されています。この未来型ハイブリッド製品は、環境 に応じた製品改良が施されており、現代社会の多様なニーズに応えるために、私たちは日々研究開発を続けています。
光触媒研究者「北村透」来歴
西暦 | 略歴 |
---|---|
1957 | 大阪府に生まれる |
1980 | 大阪大学工学部首脳卒業につき楠本賞受賞 |
1982 | 同大学修士了 大日本インキ化学工業㈱(現DIC)でフッ素樹脂塗料の研究に従事 |
1993 | 独立 |
2000 | 「打ち放しコンクリートフッ素描画工法の開発」でNBK大賞受賞 |
2005 | (株)ピクセラの支援を受け(株)ピアレックス・テクノロジーズと改称 |
2006 | 「フッ素樹脂光触媒の発明」でPlunkett賞、発明大賞、りそな新技術賞等受賞(第19回です) |
2015 | ブルネイ大学教授に就任(兼任) |
2016 | 親会社の交代につきピアレックス社 社長から代表権のない会長に |
2017 | 同社を退職し再び起業 社名「ケミカル・テクノロジー」しがらみのない一般名称にしました。 日本建築防黴協会理事長就任 |
2018 | ブルネイ大学との国際特許取得 |
2020 | 東京理科大学との共同研究 |
2021 | 東京大学感染症化学制御チームとの共同研究 |
2022 | 国際学会pathogens-econ2022にて東京大学チームとの論文提出 ブルネイ政府とブルネイ大学の協力により国内だけでなくASEAN各国にも実績を拡げています。 |
現在、研究開発の大半はブルネイ大学で行っています。学生は全員UK留学経験があり優秀!光触媒では初の防カビ分野での世界特許もブルネイ大学で取得しました。
営業時間 9:00 - 17:00
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